MT4採用業者には、約定の仕方によって、
①成行注文(InstantExcution)方式と
②カウントダウン(MarketExcution)方式とがあります。
成行注文(InstantExcution)では、業者の指定した価格で約定するのに対して、カウントダウン(MarketExcution)方式では、市場の価格で約定する建前になっています。
自分のブローカーがいずれの方式なのかは、メタトレーダーの新規注文画面からすぐに分かります。
上の画像の新規注文をクリックして、注文の発注画面を表示させ、注文種別の欄に、「成行注文」または「InstantExcution」と出ていれば、成行注文方式です。
それに対して、
上の画像のように、「カウントダウン」または「MarketExcution」と出ていれば、カウントダウン方式です。
ところで、カウントダウン方式においては、
①許容スリッページの範囲を指定できない
②新規注文時にあらかじめ損切りと利食いを設定することができず、いったん新規注文を出した後に注文変更のかたちで損切りや利食いを設定しなければならない
という仕様になっており、②については、新規注文の後、何らかの通信エラーが発生した場合、損切りがつけられないというリスクも、稀ではありますが、考えられます。
一般的なEAでは、このようなリスクをあまり気にせずにプログラミングされているものもありますが、このようなリスクを極限まで排除して、高速リトライ処理(0.1秒間隔で何度も損切りと利食いの設定を試みること)を行うだけでなく、どうしてもだめなときは、緊急決済をする、というより安全なプログラムを書くことも可能です。
この点についての詳しい説明は、こんなFXの日記をご参照ください。
そこで、当サイトではお客様のご要望に合わせて、
①カウントダウン対策Ⅰ
②カウントダウン対策Ⅱ
という二通りのプログラムをご用意させていただき、①は高速リトライ処理のみを装備しており、②は高速リトライ処理の他に緊急決済のプログラムを施すことにしました。
①は無料オプションですが、②は別途5,000円のオプション料金が必要です。
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