ＥＡを使って、実際にバックテストをしてみましょう。
上の画像のように、「表示」→「ストラテジーテスター」へと入ってください。
上のような画面になります。入力項目を一つずつ確認しましょう。
１．エキスパートアドバイザー
検証したいＥＡを選択します。ここでは、「MACD Sample」を選択しています。
２．通貨ペア
検証したい通貨ペアを選択します。ここでは、「ＵＳＤJPY」を選択します。
３．モデル
検証の精度を選択できます。
①全ティック（利用可能な…）
②コントロールポイント（ひとつ下の…）
③始値のみ（最も早い…）
の三つから選べます。③は、たとえば、１時間足なら１時間足だけを使用した一番簡単な検証で、②は、１レベル下位の足、たとえば、１時間足なら３０分足まで使用した少し詳しい検証で、①は、ｔｉｃｋレベルまで使用した一番詳しい検証です。
なので、検証精度は、③→②→①と上がっていきますが、それにつれて自動計算にかかる時間は多くなってしまいます。
一般的には、①で検証すべきとする方が多いですが、メタトレーダーのｔｉｃｋは、実際のものではなく、１分足から推測して作成された仮想のデータにすぎないことは注意する必要があります。
４．期間を指定
チェックを入れてください。
５．開始日・終了日
検証の開始日と終了日を指定できます。
６．ビジュアルモード
チェックを入れると、上の画像のように、バックテストの際に、売買のタイミングを動画または静止画像でチャート上に表示してくれます。これを使用すると、とくに動画の場合には、バックテストに膨大な時間がかかるので、チェックを外しておいてください。
７．期間
Ｍ１…１分足
Ｍ５…５分足
Ｍ１５…１５分足
Ｍ３０…３０分足
Ｈ１…１時間足
Ｈ４…４時間足
Ｄａｉｌｙ…日足
ここでは、５分足（Ｍ５）を選択しています。
８．スプレッド
どの程度のスプレッドで検証するか選択してください。
９．最適化
とりあえず、チェックを外しておいてください。
９．エキスパートの設定
ボタンをクリックしてください。
口座に１００万円あると仮定したら、上の画像のように設定しましょう。
「パラメーターの入力」タブについては、「値」の数値をいろいろと変えてみてください。それによって、微妙に成績が変化します。ここでは、初期値のままにしておきます。
「最適化」タブについては、とりあえずそのままにして、「ＯＫ」をクリックしてください。
「スタート」をクリックしてください。
「ピュー」という変な音がして、上の画像のようになったら、検証終了です。
「結果」タブを開くと、売買結果が表示されます。
「Ｇｒａｐｈ」タブを開くと、損益曲線が表示されます。
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