オブジェクトをループを使って複数描写するときの注意点

たとえば、各ローソク足の終値のところに、その価格をオブジェクトテキストとして描写したい場合、

上のようなプログラムでよさそうな気がしますが、これを実行すると、

上の画像のように、最新のローソク足にしか価格が描写されません。

 

これは一体どういうことなのでしょうか。 

 

答えは簡単です。




 

オブジェクトは、それぞれに別個の名前をつけてやらなければならないところ、上のプログラムでは、同じ「Price」という名前で11回繰り返されているので、一番最後(最新のローソク足)のオブジェクトだけが描写されてしまうわけです。

そこで、上のプログラムのように、「"Price"+i」という具合に、オブジェクトの名前をループの度に変えてやると、

めでたし、めでたし。