リアル口座運用までの道のり

私の場合、一つのロジックを立案してからリアル口座運用までのプロセスは、

①売買ロジックの立案

②簡易プログラミング

③バックテスト

④フォワードテスト

⑤最適な証券会社の選択

⑥精密プログラミング

⑦デモ口座での運用

⑧補正プログラミング

⑨リアル口座での運用

という流れで、①～⑨までの間に、最短で数か月、長いときは数年を要します。

ときには、⑤や⑦でうまくいかずに挫折して、とうとう幻のシステムとしてリアル口座での運用まで至らないことも多々あります。

私の場合、「石橋を叩いて割る」ような性格もあり、リアル口座運用にはかなり慎重です。

でも、お客様の中には、「急いでいるので早くＥＡを作ってほしい」「すぐにリアル口座で運用したいのでよろしく」と言う方がときどきみえます。人それぞれ資産や境遇など様々で、それに応じてご要望も千差万別であろうとは思いますが、こういった方々は、私にとっては正直なところ理解を超える存在です。

「せいては事をし損じる」ということわざは、投資の世界にこそよくあてはまると考えています。

利益よりまず安全を優先したいものです。私に関してもお客様に関しても。

前回の記事を読む　　　　次回の記事を読む　

このページのトップへ戻る

２０１５年記事

更新記事一覧

ホームへ戻る