トレーディングプール内のポジションの順番

MT4のプール構造の基本については、こちら をご参照ください。

 

本日は、これに関してもう一つ大事なことを記事にしました。

たとえば、

 

①(逆)指値その1

②(逆)指値その2

③(逆)指値その3

④(逆)指値その4

⑤(逆)指値その5

⑥(逆)指値その6

 

という順番で発注をした後、③(逆)指値その3が約定した場合、MT4のトレーディングプール内のポジションの順番は、

 

①(逆)指値その1

②(逆)指値その2

③ ロングポジション

④(逆)指値その4

⑤(逆)指値その5

⑥(逆)指値その6

 

となるのか、それとも、

 

①(逆)指値その1

②(逆)指値その2

③(逆)指値その4

④(逆)指値その5

⑤(逆)指値その6

⑥ ロングポジション

 

となるのか、という問題です。

調べるのは簡単で、ターミナルの「取引」タブを見ればすぐにわかります。

上の画像は約定前の待機注文が並ぶ様子で、下から古い順番で並び一番上が最新の待機注文です。

 

このうち、赤丸の待機注文が約定すると、

上の画像のように、約定したポジションは、トレーディングプール内で一番最新のポジションとして並びます。

 

このことは、一般のトレーダーにとってはどうでもよい話ですが、EAを作成する者にとっては、正確に知っておく必要があります。さもないと、OrderSelect()関数でうまくポジションを拾えない場合が生じるからです。