EAを作成したものの、ロジックや仕様を一部修正したり、追加したいというお客様からのご依頼はかなり多いです。本日はその際のコツについてご説明します。
まず前提として、当方はバックテスト用ファイルとトレード用ファィルの2つをご提供しております。その詳しい理由は、こちら をご参照ください。また、納品時には、先にバックテスト用ファイルを納品し、お客様に稼働のご確認をしていただいた後にトレード用ファイルを納品させていただいております。
ところで、当方がお客様にご提供するファイルには、「0123_3_M2(1)_BT」や「0123_3_M2(1)_TRADE」といった名前がつけられています(前者がバックテスト用で後者がトレード用ファイルです。もちろん受け取り後は自由にこれらの名前を変更できますが、アフターサービスを受けられる際には、この名前をどこかに控えておかれるとスムーズにサービスを受けられます)。
ところで、「0123_3_M2(1)」という名前には、
お客様番号_作成回数_修正回数(無料修正回数)
という意味があります。
つまり、「0123_3_M2(1)」という名前の場合、「0123番のお客様が、当方に3つ目のEAの作成を依頼され、そのファイルを2回修正し、そのうち、1回は無料修正だった」という意味になります。
以下、これを前提に、ご説明いたします。
結論から申し上げると、修正を重ねる場合には、トレード用ファイルを作成する前に修正のご依頼をされた方が、結果的にお客様のお手元に早く納品ができるということです。
そうでないと、たとえば、
①0123_1_BTの納品
②0123_1_TRADEの納品
③1回目の修正のご依頼
④0123_1_M1_BTの納品
⑤0123_1_M1_TRADEの納品
⑥2回目の修正のご依頼
⑦0123_1_M2_BTの納品
⑧0123_1_M2_TRADEの納品
という流れになり、最終的な修正済みファイルがお客様のお手元に届くのが遅くなります。
そこで、トレード用ファイル作成前に修正のご依頼をいただければ、
①0123_1_BTの納品
②1回目の修正のご依頼
③0123_1_M1_BTの納品
④2回目の修正のご依頼
⑤0123_1_M2_BTの納品
⑥0123_1_M2_TRADEの納品
という流れになりますので、こちらの方が当然、最終的な修正済みファイルがお客様のお手元に届くのが早くなります。
もちろん、それぞれトレード用ファイルがすべて欲しいというお客様もごくまれにみえますが、ほとんどのお客様は最終的な修正済みファイルのみをご希望されるかと思いますので、その場合にはぜひご参考までにどうぞ。
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