リペイントするインジケーターをEA化しても、
①バックテストではサインの位置とは全然異なる箇所でエントリーしてしまうこと
②バックテストでも、トレードでもまったく勝てないこと
は、これまで何度も記事にしてきました。
とくに①については、お客様と当方との間のトラブルになりかねないことから、どなた様に限らず、ファイル作成をお断りしていることも、すでにこのホームページでお伝えしております。
下の画像をご覧ください。
4つのインジケーターがすべて青色になったらロングエントリー、すべて赤色になったらショートエントリー、というロジックのEAを作成すると、ご覧のように、結果的には全然条件を満たしていない箇所でエントリーしてしまうのです。
本当は、きちんと条件を満たした箇所でエントリーしているのですが、インジケーターの方が後からリペイントするからこうなっちゃうんです。
ところで、インジケーターがリペイントするかどうかを見分ける方法は、こちらの記事 で紹介しました。
しか~し、
ふつうのインジケーターならこれでよいのですが、MTFシステムを搭載したもので、4時間足や日足データを拾ってサインを表示するインジケーター等では、このやり方ではリペイントを発見するのに、数日~数週間もかかってしまうことになります。「見切り発車」でEA化を引き受けてしまうと、後で大変なことになってしまいます。
つい最近も、2件ほど返金処理をする羽目になりました。TT
そこで、もっと早くリペイントを発見する方法はないものかと悩んでいたところ、とてもいいアイディアを思いつきました。
みなさん、相手がドロボーかどうかを素早く見抜く方法をご存知ですか。
答は簡単です。
そいつの目の前に100円玉を置いて立ち去れば、すぐにわかります。
それと同じですよ。
試作品でよいから、とりあえずEAを作ってしまえばいいんです。
単純にサインの箇所で発注するだけのロジックなら、あらかじめプログラムのひな型を用意しておけば、10分もあればできます。
それで、上の画像のような現象が発生すれば、そのくそインジケーターはリペイントするということですよ。
なぜ、こんな簡単なことに今まで気づかなったのか…。自分のバカさに呆れています。
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